排卵の豆知識

排卵の仕組み

卵巣は子宮の左右に1つずつ、計2つあり、この中に卵子のもととなる原始卵胞が500万個もつまっています。
月に一度、左右どちらかの卵巣から、ひとつだけ卵子が成熟し外へ飛び出します。これが「排卵」です。
卵子が飛び出した後の卵胞からは、黄体ホルモンが分泌されます。このホルモンが出ると、子宮内に栄養である血液の床が敷かれ、子宮は受精卵を待つ準備をします。


排卵〜生理になるまで

卵巣から飛び出した卵子は腹腔内を泳ぎます。そのうち卵管の先端にある卵管采に吸われるように取り込まれ、卵管の中に入っていきます。
卵管で精子と出会えなければ、卵管に入った卵子は、卵管の中で精子がくるのを待っています。ここで精子と出会えれば、妊娠となります。出会えない場合は、卵子の命は卵巣を出発してから12〜24時間しかありません。精子と出会えなかった卵子はそのまま死んでしまいます。
排卵から2週間、子宮に敷かれた受精卵のための血液ベッドは、受精卵がもう来ないことをさとります。そして子宮内膜からはがれおち、対外へと排出されます。これが生理です。
そして、また2週間ほど経つと、卵巣から新しい卵子が飛び出し、同じことを繰り返します。

妊娠しやすい日は?

もっとも妊娠しやすいのは、排卵日の3日前〜排卵の翌日までといわれています。
放出された精子は3〜4日しか生きられず、排卵日の3日前より早く精子が入っても排卵までに死んでしまうからです。
卵子は、排卵から丸1日しか生きられませんので、排卵日の翌日には死んでしまいます。
この「排卵直前」のタイミングがもっとも妊娠しやすいといえ、精子の方が長生きですので、先に卵管の中で卵子を待っていたほうが受精し妊娠する確率が上がると考えられます。

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